新潟・フランス協会パリ支部の皆さん,ナント・アトランティックジャポンの皆さん,そしてすべてのフランスの皆さんへ
新潟・フランス協会パリ支部の皆さんナント・アトランティックジャポンの皆さん
そしてすべてのフランスの皆さん
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2015年11月13日、この日は忘れることの出来ない日となりました。
パリ中心部や郊外で起きた同時多発テロは、129名という死者と多数の負傷者を出す惨事となり、ここ新潟の地においても衝撃と共に悲しみに暮れています。痛ましいのは、爆破された11区のバタクラン劇場やレストランなどは、「観光地」でもなく「政府のエリア」でもなく「ビジネス街」でもなく、「パリに暮らす人々のためのエリア」なのです。若者が集う庶民の街を標的にしたことに大きなショックを受けています。
私たちのパリの友人、原田哲男さんの自宅は爆破されたバタクラン劇場からわずか100メートルしか離れていない至近距離にあります。新潟からたくさんの会員が毎年押しかけることもあり、とても他人事とは思えない気持ちです。
私たちは、2011年3月11日、東日本大震災という未曾有の事故が発生した時、ナント市をはじめ多くのフランスの皆さんから温かくて強いメーセージと励ましの言葉を頂いたことを忘れません。あの時、どれほど励まされたでしょうか。フランスと新潟は遠くとも、心は一つに繋がっていることを教えてくれました。不安な時も、困って途方に暮れる時も、共に助け合っていきましょう。まだまだテロの恐怖が続いています。生命の安全を第一にと願ってやみません。
フランスが、そして世界が、戦争やテロの恐怖から解放され、いつの日か自由で平和な暮らしが訪れますよう、このメッセージに込めたいと思います。
新潟日報モアに掲載 : パリ同時多発テロの犠牲者に祈り 新潟・フランス協会が追悼式
11月18日サロン・ド・ANFにて、パリ同時多発テロ追悼式
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