会長就任のご挨拶

 

新潟・フランス協会 会長 高木 裕

 

さる4月9日の新潟・フランス協会の定時総会におきまして、これまでの本間彊会長の後任として会長に選任されました高木でございます。本間彊氏からは、協会の代表理事として、これまでどおり支えてくださるとのありがたいお言葉を頂き、大変心強く思い、それであればと承った次第であります。

 

新潟・フランス協会は、平成3年(1991)2月に設立されましたが、設立前に、故松崎名誉会長(初代新潟・フランス協会会長)にお誘いを受け、打ち合わせの会議に参加したことを昨日のことのように思いだします。私と松崎先生との出会いは、新潟大学人文学部文学科(仏文専攻)の学生時代に遡ります。その後、幾年月を経て、ご縁があって、松崎先生の後任として、私が新潟大学人文学部に赴任したのは昭和も最後の年でした。退官後、先生は初代会長として、新潟・フランス協会の発展に尽力されましたが、不肖の弟子である私も、退官後、先生がたどられた道を同じように歩み始めたと思うと、感慨もひとしおです。

 

さて、これまでの新潟・フランス協会の活動は、本間彊代表理事が果たされた役割を抜きにしては語れません。新潟とフランスにかかわる市民レベルのさまざまな交流活動の中心にいつも本間代表がおられました。本間氏は協会発足以来、その舵取り役を果たしてこられました。私自身は微力ではありますが、今後、代表理事として残られることになった本間氏のご指導を仰ぎながら、新潟・フランス協会の発展と充実に尽力して参る所存ですので、何卒よろしくお願いいたします。

 

新潟・フランス協会は、会員の皆様のお一人お一人のお力により、おかげさまで、大きく発展して参りました。ナントのアトランティック・ジャポン協会会員の皆様との交流、ナントと新潟における相互訪問と相互交流、さまざまなフランスに関するイベントの開催、パリ支部の会員の皆様との交流、フランス文化の普及活動を多方面において展開するなど、このすべてが、会員の皆様のご理解とご支援により、稔りあるものとなりました。当協会の活発な交流活動が新潟市とナント市の姉妹都市提携を生み、新潟大学とナント大学の大学間交流にもつながりました。厚く感謝申し上げますとともに、引き続き、どうかご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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